カラコンによる結膜炎の症状
カラコンと結膜炎
眼の病気の1つに結膜炎があります。
○結膜炎の症状とは
結膜炎は「結膜の充血/目ヤニがたくさん出る/まぶたが腫れる/まぶたの裏側にブツブツができる/目がゴロゴロする/痒くなる」といった症状を引き起こします。カラコンの使用において、その使用方法を誤ると結膜炎を発症する可能性は少なからずあると考えられます。
結膜炎を発症する理由
結膜炎の主な原因は、眼球に傷がつくことや、眼の細菌感染です。
上記で触れたように、カラコンのケアや装着時間など間違った使い方によるトラブルもありますが、それ以外の原因の1つに粗悪品のカラコンが関係してくる場合もあります。国内承認のカラーコンコンタクトであればそのようなことはありませんが、輸入代行カラコンと呼ばれる日本国内で承認を得られていない一部の粗悪なカラコンは付ける前からレンズに傷が付いていたり、様々なウイルスや雑菌が付着している可能性があり、危険を感じずにはいられません。その場合、カラコンを付けた時点で眼球を傷付け細菌感染を発症してその結果、結膜炎になってしまう恐れがあるのです。
また細菌感染性のある結膜炎を発症した場合、知らない間に手や指を介して人に伝染する怖さを持っています。もし細菌感染性の結膜炎を発症した場合、カラコンの使用をすぐにやめて眼科を受診し治療に専念しましょう。日本の安全基準をクリアした「高度医療機器承認番号」が記載されているカラコンであれば、このような粗悪品である可能性はないので、正しい使用方法を守ることにより、このようなトラブルの可能性を減らすことができます。
結膜炎の予防
上記に明記した理由でカラコンによる結膜炎を発症するわけですが、結膜炎を予防するために私たちは何を心掛ければいいのでしょうか。
○眼を擦らない
手に付いている雑菌が眼に感染し、結膜炎を引き起こす可能性があるからです。
○目薬の使い回しをしない
細菌感染を引き起こします。
目薬の差し口に眼を付けて点眼する人もいるので注意しましょう。
○タオルの使い回しをしない
タオルを家族で共有している場合、さまざまな雑菌が感染する可能性があります。
このようなことに気をつけて、結膜炎を防ぎましょう。